COP28 日本政府が「ブルーカーボン」増やす取り組み紹介

UAE=アラブ首長国連邦のドバイで開かれている国連の気候変動対策の会議COP28で、海藻が吸収した二酸化炭素「ブルーカーボン」を増やす取り組みを紹介する日本政府主催のセミナーが開かれました。

セミナーでは、伊藤環境大臣も参加して「ブルーカーボンは海洋環境や漁業資源の保全、それに地域経済の発展など多面的な価値がある取り組みで、世界と共有し国際的な連携を深めていきたい」とあいさつしました。

また、環境省の担当者が、来年度にもコンブやワカメなどのブルーカーボンを二酸化炭素の吸収量として初めて算出し、国連に報告予定だとしています。