スピードスケートW杯第4戦 女子1500m 高木美帆が優勝 4連勝

スピードスケートのワールドカップ第4戦は9日、ポーランドで2日目のレースが行われ、女子1500メートルでは、この種目の世界記録を持つ高木美帆選手が優勝し、開幕からこの種目4連勝としました。

今シーズン、ここまで安定した滑りを見せ、ワールドカップ開幕からこの種目で3連勝している高木選手は、前半の700メートルを全体の3番目のタイムで通過すると、後半は持ち味の持久力を生かした得意のレース展開で1分56秒63で優勝しました。

高木選手は開幕からの連勝を『4』に伸ばし、この種目、ワールドカップ通算20勝目を挙げました。

また、3人1組で隊列を組み、6周でのタイムを競う女子団体パシュートには、高木選手と、この種目で高木選手とともにピョンチャンオリンピックで金メダルを獲得した佐藤綾乃選手、それに20歳の堀川桃香選手の3人で出場し、終始、安定した滑りを見せて3分0秒35のタイムで優勝し、開幕戦の帯広大会に続く今シーズン、2勝目を挙げました。

一方、男子500メートルでは、森重航選手が34秒82で3位となり、この種目での開幕からの連勝が『4』で止まりました。