スキージャンプ女子W杯開幕 伊藤有希が逆転優勝 高梨は12位

スキージャンプ女子のワールドカップがノルウェーで開幕し、伊藤有希選手が2本のジャンプをそろえて逆転で優勝を果たしました。女子のエース、高梨沙羅選手は12位でした。

スキージャンプ女子のワールドカップは2日、ノルウェーのリレハンメルで開幕し、個人の初戦はヒルサイズ98メートルのノーマルヒルで行われました。

日本勢は、7シーズンぶりの総合優勝目指す高梨選手や昨シーズンはワールドカップで2勝をあげている伊藤選手など4人が出場しました。

このうち伊藤選手は、1回目に90メートル50をマークしトップと11.9ポイント差の4位につけました。

そして2回目では、ゆるやかな向かい風をとらえて94メートルと飛距離を伸ばし合計ポイント244.6で逆転優勝を果たしました。

伊藤選手はこれがワールドカップ通算8勝目です。

一方、男女を通じて最多となるワールドカップ通算63勝の高梨選手は1回目に89メートルで10位と出遅れ2回目は85メートルと飛距離を落として今シーズンの初戦は12位となりました。

このほか▽丸山希選手が23位▽一戸くる実選手は37位で、上位30人で争う2回目には進めませんでした。

伊藤「最高のシーズンスタート」

今シーズン初戦で逆転優勝した伊藤有希選手は「こんなに最高のシーズンのスタートを切れるとは想像もしていなかった。私は、リレハンメルオリンピックの年に生まれたのでその地で優勝ができてすごくうれしい。始まったばかりだが、今シーズンは自分の高いパフォーマンスを見せることが目標」と笑顔で話しました。

高梨「今後もいろいろ試したい」

日本女子のエース、高梨沙羅選手は今シーズンの初戦を終えて「自分は結果を残すことができなかったが、伊藤選手のかっこいいジャンプを近くで見ることができていい経験になった。今シーズンはいろいろなことを試しながら臨んでいるが、自分が思っていることとテクニックがうまくかみ合っていないという感じもあるので、今後の試合の中でもいろいろ試して自分のやるべきことに集中してつなげていきたい」と話していました。