岸田首相 EU委員長と会談 緊迫化する国際情勢で緊密に連携へ

中東のUAEを訪れている岸田総理大臣は、EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長と会談し、イスラエル・パレスチナ情勢をはじめ、緊迫化する国際情勢について幅広く意見を交わし、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

会談は日本時間の2日午後4時半すぎから、およそ20分間行われました。

冒頭、岸田総理大臣は「緊迫する中東情勢、ロシアによるウクライナ侵略があった中で、自由で開かれたインド太平洋への取り組みなど課題が山積している。ぜひEUやG7と協力していきたい」と述べました。

会談で岸田総理大臣は、イスラエルがガザ地区での戦闘を再開したことは残念で、戦闘休止の合意への復帰や事態の沈静化が重要だと述べました。

そして両首脳は、ロシアによるウクライナ侵攻などについても意見を交わし、引き続き安全保障など幅広い分野で緊密に連携していくことで一致しました。