「年明けうどん」全国に広めよう 各地のうどん食べ比べ 香川

高松市で新年にうどんを食べる習慣「年明けうどん」を全国に広めようと、各地のうどんを集めて食べ比べる催しが開かれました。

この催しは、新年に食べる「年明けうどん」を全国に広めようと、香川県が毎年12月に開いていて、ことしは15の道府県と台湾から、合わせて20の店や団体が出店しました。

「年明けうどん」は1年の幸せを願って、赤い具材を使って白いうどんと合わせて紅白の彩りになるようにしているのが特徴です。

このうち北海道のうどんには、赤い具材として「紅ズワイガニ」の天ぷらが使われていました。

また、島根県のうどんには、紅白の白玉が入ったぜんざいがかけられてデザート感覚で楽しめるよう工夫されています。

会場には家族連れなど多くの人が訪れて、熱々のうどんを楽しんでいました。

家族で訪れた小学6年生の男の子は「大阪のうどんはバターの風味がしておいしかったし、北海道などのうどんも食べてみたいです」と話していました。

また、子どもと訪れていた50代の女性は「いろんなうどんの味を1か所で楽しめることはなかなかないので、毎年楽しみにしています」と話していました。

この催しは3日まで開かれています。