オスプレイ墜落事故から3日 不明の乗員7人と機体の捜索続く

アメリカ軍の輸送機オスプレイが鹿児島県の屋久島沖に墜落した事故は、2日で発生から3日となり、第10管区海上保安本部は引き続き機体の一部の可能性がある反応が確認された屋久島空港の沖合を中心に捜索し行方不明となっている7人の乗員の手がかりをさがしています。

11月29日、アメリカ空軍の輸送機、オスプレイが屋久島沖に墜落し1人が死亡した事故では、乗員8人のうち残る7人の行方がいまも分かっていません。

第10管区海上保安本部は、音波で海底を探知する装置で機体の一部の可能性がある反応が確認された屋久島空港の沖合、およそ1.2キロの海域を中心に特殊救難隊による潜水での捜索を続けています。

また現場では海上保安本部や自衛隊のほか、アメリカ軍も捜索にあたっていて、事故の発生から2日で3日となる中、7人の乗員と機体の発見を急いでいます。

一方、事故が起きた海上ではオスプレイの機体の一部とみられる複数の残骸などが確認され、これまでに地元の漁業者のほか、海上保安本部なども回収したということで、扱いについて海上保安本部は、関係機関と調整するとしています。