北方領土 元島民の墓参再開“重点的にロシアに要請” 官房長官

松野官房長官は北海道根室市など北方領土の返還を求める自治体関係者と面会し、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で見送られている元島民らによる墓参を早期に再開できるよう、ロシア側に重点的に求めていく考えを示しました。

根室市の石垣雅敏市長ら根室地方の1市4町の関係者は、1日午後、総理大臣官邸を訪れて松野官房長官と面会し、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で見送られている「北方墓参」の早期再開などを求めました。

これに対し、松野官房長官は「日ロ関係は厳しい状況にあるが、四島の帰属の問題を解決し平和条約を締結する方針を堅持していく」と述べ、問題解決に向け努力する考えを伝えました。

そのうえで「四島交流事業などの再開は日ロ関係の中でも最優先事項の一つだ。高齢となられた元島民の切実な気持ちに何とか応えたいとの強い思いを持って『北方墓参』に重点を置きロシア側に再開を求めていく」と述べました。