ロシア軍 ウクライナ東部ドネツク州で掌握ねらう拠点に接近か

ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は、東部ドネツク州で掌握をねらう拠点に徐々に部隊を近づけているという見方が出ていて、守りを固めるウクライナ軍との戦闘がさらに激しくなっているとみられます。

ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツク州の州都ドネツクに近い、ウクライナ側の拠点アウディーイウカの掌握をねらって攻勢を強めています。

イギリス国防省は28日、ロシア軍の部隊は先月以降、この地域で多くの兵士の犠牲を出しながら最大2キロ前進したと指摘し「わずかではあるが、ことしの春以来、ロシアが得た最大の戦果のひとつだろう」と分析しています。

そして戦術的にも重要な、街の北側にある工場にロシア軍が徐々に近づいているという見方を示しました。

前線のウクライナ軍の報道官は、ロシア軍が空爆を繰り返しながら歩兵部隊を前進させていると地元メディアに明らかにし、守りを固めるウクライナ軍との戦闘がさらに激しくなっているとみられます。

ウクライナでは28日、北東部のスムイ州で、ロシア軍の攻撃によって女の子を含む3人が亡くなったほか、東部ドニプロペトロウシク州のニコポリで集合住宅が攻撃され男性1人が死亡したと、それぞれ地元当局が明らかにし、ロシアの攻撃による民間人の犠牲があとを絶ちません。