渋谷 車が歩行者はねる 5人けが うち2人重傷 運転は80歳男性

24日正午前、東京 渋谷区で、車が歩道に突っ込んで歩行者4人をはねる事故がありました。このうち2人が重傷で、警視庁は車を運転していた80歳の男性から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。

24日正午前、渋谷区恵比寿西で、車が歩行者4人をはねてガードレールに衝突し、5人がけがをする事故がありました。

はねられたのは20代から50代の男女4人で、このうち20代と50代の女性2人が足の骨を折る大けがをしました。

これまでの調べによりますと、車は南側から走ってきて、交差点を抜けると、そのまま歩道に突っ込んだとみられています。

警視庁は車を運転していた80歳の男性を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しましたが、体調不良のため釈放し、今後、任意で捜査するということです。

調べに対し、「記憶にない」と話しているということです。

捜査関係者によりますと、持病があったということで、警視庁が事故との関連を調べています。

現場は東急東横線 代官山駅近くのマンションやビルが建ち並ぶところです。

事故現場の近くで仕事をしていたという30代の男性は「午後0時半ごろにパトカーや救急車の音で気がついた。窓から様子を見ると大きい事故があったのがぱっと見でわかるような状況でした」と話していました。