株価 バブル崩壊後の最高値を一時、更新

週明けの20日の東京株式市場、日経平均株価は、取り引き時間中としてはいわゆるバブル崩壊後の最高値を一時、更新しました。

その後は、いったん利益を確定させようという動きや、外国為替市場で円高が進み自動車関連などの銘柄が売られたことなどから株価は値下がりに転じました。

▼日経平均株価、20日の終値は先週末より197円17銭安い、3万3388円3銭
▼東証株価指数=トピックスは、18.45下がって2372.60
▼1日の出来高は14億2836万株でした。

20日の東京株式市場、日経平均株価は取り引き時間中として一時、バブル崩壊後の最高値を更新しました。

午前中は、先週末のニューヨーク市場でアメリカの長期金利の低下などを背景に株価が値上がりした流れを受けて、東京市場でも半導体関連を中心に買い注文が広がりました。

日経平均株価は、一時、3万3800円台と取り引き時間中としては1990年3月以来、33年ぶりの高値となりました。

その後は、いったん利益を確定しようと株を売る動きが見られたことや円相場が円高になって自動車関連などの銘柄が売られたことから、日経平均株価は値下がりして取り引きを終えました。

今年度の上場企業の中間決算の発表で業績の見通しの上方修正が相次いだことから、市場関係者は好調な業績が株価を下支えしていると指摘しています。