DJ SODAさん性被害問題 観客3人書類送検も警察 “起訴求めず”

ことし8月、大阪の音楽イベントに出演した韓国の「DJ SODA」さんが一部の観客から胸などを触られる被害を受けたと訴えた問題で、警察は17日、観客3人の書類を検察庁に送りました。
「DJ SODA」さんに処罰感情がないことなどから起訴を求めない意見を付けたということです。

「DJ SODA」さんは、ことし8月、大阪 泉南市で開かれた音楽イベントに出演した際、一部の観客から胸などを触られる被害を受けたと訴え、イベントを主催した会社が観客の男女3人について不同意わいせつと暴行の疑いで大阪府警に刑事告発しました。

しかし、その後、「DJ SODA」さんが3人から謝罪文を受け取り、「反省していることが確認できた」として告発を取り下げる意向を代理人の弁護士を通じて会社側に伝え、会社は11月1日、刑事告発を取り下げていました。

こうした状況を踏まえて警察は17日、観客3人の書類を検察庁に送りました。

「DJ SODA」さんに処罰感情がないことなどから起訴を求めない意見を付けたということです。