▽日経平均株価、15日の終値は14日の終値より823円77銭高い、3万3519円70銭となり、終値としては、およそ2か月ぶりに3万3000円台を回復しました。
▽東証株価指数=トピックスは、27.93上がって2373.22、
▽一日の出来高は18億5915万株でした。
株価上昇の要因となったのは、14日にアメリカで発表された先月の消費者物価指数の伸びが市場予想を下回り、金融引き締めは長期化しないという見方が広がったためです。
東京市場では、取り引き開始直後から半導体関連などの銘柄を中心に、買い注文が出ました。
また午後の取り引きでは、中国で発表された経済指標の伸び率が前の月より拡大したことで中国経済の先行きへの懸念が和らぎ、さらに株価を押し上げました。
日本時間の15日夜にはアメリカで個人消費に関する経済指標が発表されます。
アメリカ経済をけん引してきた個人消費の動向を見極めたいという投資家も多く、市場の注目が高まっています。
株価 800円以上値上がり 一日の上げ幅はことし最大に
15日の東京株式市場、日経平均株価は800円以上、値上がりし、一日の上げ幅としてはことし最大となりました。