約100万個のLEDが園内を彩るイルミネーション 10日から 鳥取

鳥取県南部町の花のテーマパーク「とっとり花回廊」で、およそ100万個のLEDが冬の園内を彩る恒例の「フラワーイルミネーション」が10日から始まります。

「とっとり花回廊」では毎年この時期に、園内を色とりどりのLEDで彩るイルミネーションを行っています。

8日、関係者の内覧会が開かれ、午後5時半におよそ100万個のLEDが一斉にともされると、園内は華やかな雰囲気に包まれました。

紫や緑など4色のLEDが取り付けられた直径およそ50メートルの円形の屋根は、歩きながら見上げると星が夜空を埋めつくしているような光景を楽しめます。

また、地元の高等専門学校の学生と共同制作した、高さ10メートルのツリーの形をした巨大なイルミネーションは、マイクとAI=人工知能で音声を認識することで色が変わったり、ハートの模様が出現したりと光が11種類に変化します。

制作にあたった米子工業高等専門学校の松田彩さんは「去年より迫力のあるダイナミックなツリーを作りました。音声認識を使ってたくさんの人に楽しんでもらいたい」と話していました。

「とっとり花回廊」の「フラワーイルミネーション」は10日から始まり、休園日を除いて来年の1月8日まで行われます。