鹿児島 デパートで火事 およそ3000人避難 一時騒然 けが人なし

8日午後、鹿児島市のデパート「山形屋」で火事がありました。火はまもなく消し止められけが人はいませんでしたが、客と従業員あわせておよそ3000人が避難し、周囲は一時、騒然となりました。

8日午後1時半すぎ、鹿児島市金生町にあるデパート「山形屋」の警備員から「5階の寝具コーナーで何かが燃えている」と通報がありました。消防が出動して火はおよそ30分後に消し止められましたが、寝具売り場のある1号館5階のバックヤードにあった商品の毛布などが焼けたということです。けが人はいませんでした。

山形屋によりますと、火事の直後、全館に火事の発生を知らせるアナウンスを行い、客と従業員あわせておよそ3000人が建物の外に避難したということです。現場は鹿児島市の繁華街、天文館地区にあるデパートで、8日は「北海道物産展」もありふだんの平日よりも多くの客でにぎわっていたということで、周囲は避難した人などで一時、騒然となりました。消防が被害の状況や火事の原因などを調べています。

火事を受けて山形屋は8日は臨時休業しましたが、9日は通常どおり営業するということです。