佳子さま一日遅れでペルー到着 機体トラブルで出発から50時間

搭乗した飛行機が機体トラブルで2度にわたって欠航するなどしたため、経由地のアメリカで足止めされていた秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さまは、日本を出発してから50時間余りたった日本時間の3日午後、当初の予定から丸一日遅れて公式訪問先の南米・ペルーに到着されました。

佳子さまは日本との外交関係樹立から150年の節目を迎えたペルーを公式訪問するため、1日午前10時半ごろ、民間機で羽田空港を出発されました。

しかし、経由地のアメリカ・ヒューストンからペルーの首都リマに向かう便が飛行中にレーダーの不具合が判明して元の空港に引き返し、その後、搭乗した別の便も離陸前にトラブルが発生してそのまま欠航となったため、空港近くのホテルで1泊されました。

佳子さまは、改めて搭乗した民間機で、日本を出発してから50時間余りたった現地時間の2日深夜、日本時間の3日午後1時半前に、当初の予定から丸一日遅れてペルーに到着し、宿泊先のホテルに入られました。

宮内庁によりますと、2日に予定されていた行事のうち、外交関係樹立150周年の記念式典は翌日に延期され、出席される予定で、このほかの行事についても再設定できないか調整するということです。