水戸 国道に大量のさつまいもが散乱 一時 道路の一部ふさぐ

11月1日昼ごろ、水戸市の国道にトラックの荷台から荷崩れしたとみられる大量のさつまいもが散乱し、一時、道路の一部がふさがれて、警察が交通整理にあたる騒ぎがありました。

警察によりますと、11月1日正午前、水戸市塩崎町の国道245号で、トラックの荷台から荷崩れしたとみられる大量のさつまいもが散乱しました。

片側2車線の国道は、1車線がさつまいもや入っていたケースでふさがれて通れなくなり、およそ2時間にわたって警察が回収や交通整理にあたりました。

運送会社に運搬を依頼した県内の食品会社によりますと、およそ4トンを焼き芋への加工用などとして倉庫に運搬する途中だったということで、散乱したいもは飼料用に活用するしかないということです。

正午ごろに現場を通りかかった水戸市の男性は「道路がいもとケースに埋め尽くされていて、周りの車はゆっくりと通行していました。今が旬なので、もったいない」と話していました。

茨城県は、去年のさつまいもの収穫量が全国2位で、今の時期は県内各地で収穫が盛んに行われています。