すし店でカセットボンベ破裂か 客と従業員12人けが 大阪 北区

28日昼すぎ、大阪 北区のJR天満駅近くのすし店で「爆発があった」と消防に通報があり、客と従業員あわせて12人が軽いけがをしました。店内にあったカセットボンベが何らかの原因で破裂したとみられるということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。

警察や消防によりますと、28日午後1時前、大阪 北区天神橋のすし店「天満鮨」で「爆発があり、けが人が出ている」と従業員から通報がありました。

警察官などが駆けつけたところ、火は出ていませんでしたが、店内には当時、大勢の客がいて、このうち30代から50代の男女8人と従業員4人のあわせて12人がやけどなどの軽いけがをしたということです。

警察によりますと、店内の防犯カメラの映像などから、調理場にあったカセットボンベが何らかの原因で加熱され、破裂したとみられるということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。

現場はJR天満駅から北におよそ100メートルの飲食店が多く建ち並ぶところです。

店内にいた客「鼓膜が痛くなるくらいの大きな音」

当時、店内にいたという50代の男性2人は「バーンという鼓膜が痛くなるくらいの大きな音がして、その直後に客の女性の髪の毛が焦げているのが見えました。店内は満員でしたが、従業員がすぐに外に避難するよう誘導してくれたので、大きな混乱はありませんでした」と話していました。