上空に強い寒気 西日本と北陸で大気不安定 落雷や竜巻など注意

上空に強い寒気が流れ込むため西日本と北陸では28日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。落雷や竜巻などの突風、局地的な激しい雨、ひょうに十分注意が必要です。

気象庁によりますと、日本の上空5500メートル付近にマイナス21度以下のこの時期としては強い寒気が再び流れ込むため、西日本と北陸では28日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

▽中国地方ではこれから27日の夜遅くにかけて
▽九州北部では26日夜遅くから27日夕方にかけて
▽北陸では26日夜遅くから28日にかけて
▽四国では27日明け方から夜遅くにかけて
▽近畿では27日朝から28日午前中にかけて局地的に積乱雲が発達するおそれがあります。

そのあとも、29日ごろに北日本や東日本の上空にさらに強い寒気が流れ込む見込みで、大気の非常に不安定な状態が続くおそれがあります。

気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。

急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。