“天皇陛下に式辞の紙手渡す” 額賀衆院議長 宮内庁側に謝罪

額賀衆議院議長は、臨時国会の開会式で手順を誤ってみずからが読み上げた式辞の紙を天皇陛下に手渡してしまったことを受けて、宮内庁側に謝罪しました。

先週20日の臨時国会の開会式では、新たに就任した額賀衆議院議長が、式辞を読み上げたあと、天皇陛下の前に進み出て式辞の紙を手渡してしまう手順の誤りがありました。

これについて23日の衆議院議院運営委員会の理事会で立憲民主党が経緯を質問したのに対し、自民党の山口委員長は、額賀議長は開会式の前日に2回リハーサルを行い、当日も書面で手順を確認していたと説明しました。

また、額賀議長は開会式のあと皇居を訪れた際に宮内庁の西村長官に謝罪し、西村長官は「陛下も気にされておりません」と述べたということです。

衆議院では岡田事務総長が改めて西村長官に謝罪するとしています。