1都3県新築マンション 平均6727万円 7か月連続 去年同月上回る

首都圏の1都3県で先月発売された新築マンションの平均価格は6727万円で、7か月連続で去年の同じ月を上回りました。

調査会社の「不動産経済研究所」によりますと、先月、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は、6727万円でした。

去年の同じ月の価格を7か月連続で上回りました。

ただ、上昇率は1.1%とこの7か月間では最も小幅となりました。

このうち、東京23区の平均価格は、8915万円と去年の同じ月よりも1.8%上昇したほか、神奈川県は、5899万円と9.7%、千葉県は、4917万円と17.9%上昇しました。

一方で、東京都の23区を除いた地域では5337万円と6.7%下がったほか、埼玉県は4563万円と13.2%下がりました。

また、1都3県の販売戸数は2120戸と、去年の同じ月を4.1%上回りました。

調査会社は「新築マンションの需要は多少落ち着いているものの、依然として強い。9月の価格上昇は小幅だったが、今後も上昇基調が続くのではないか」と話しています。