CSファイナルステージを前に阪神が本拠地の甲子園球場で調整

プロ野球のクライマックスシリーズファイナルステージが18日から始まるのを前に、セ・リーグで18年ぶりの優勝を果たした阪神が本拠地の甲子園球場で調整しました。

セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージは18日から甲子園球場で行われ、18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神と、レギュラーシーズン2位でファーストステージを2連勝で勝ち上がった広島が対戦します。

阪神の選手たちは17日夕方から2時間ほど調整しました。

このうち今シーズン最優秀防御率のタイトルを獲得するなど飛躍を果たし、初戦の先発を託されることになった3年目の村上頌樹投手は時折、笑顔を見せながらキャッチボールなど軽めの調整をしました。

また野手陣はバッティング練習やノックを行い、活躍が期待される4番の大山悠輔選手や、5番の佐藤輝明選手などが鋭い打球を飛ばしていました。

岡田彰布監督はいつもどおり、内野の後方や一塁ベンチなどから選手たちの様子を見守っていました。

クライマックスシリーズファイナルステージは、優勝した阪神に1勝のアドバンテージが与えられていて、先に4勝したチームが日本シリーズに進出します。

村上投手は「初戦を投げさせてもらうのは光栄なことだ。クライマックスシリーズだからといって硬くならようにしたい。毎回、先頭バッターを打ち取っていければ」と意気込んでいました。