トヨタ グループ会社含む6工場で稼働停止 あすは7工場停止予定

トヨタ自動車は、取引先で生産設備のトラブルがあり、部品の調達に影響が出ているため、グループ会社を含む6つの工場で稼働を停止しています。
18日は、7つの工場の合わせて11の生産ラインで稼働停止する予定で、トヨタは、部品の代わりの調達先を検討しているということです。

16日午後、愛知県豊田市にあるトヨタの取引先のばねメーカー「中央発條」の藤岡工場で生産ラインにあるばねを乾燥させるための設備が爆発する事故がありました。

このトラブルで、部品の調達に影響が出ていて、トヨタは、17日、グループ会社を含む6つの工場の合わせて10の生産ラインで稼働を停止しました。

17日の稼働を停止したのは、愛知県豊田市にある、高岡工場、堤工場のほか、トヨタ車体の愛知県刈谷市の富士松工場、豊田市の吉原工場、三重県いなべ市のいなべ工場、それに、豊田自動織機の愛知県大府市にある工場です。

18日は、これらに加え、岐阜車体工業の岐阜県各務原市にある工場も稼働を停止することを決め、7つの工場の合わせて11の生産ラインで稼働を停止することになります。

トヨタによりますと、19日の稼働については18日に判断することにしていて、部品の代わりの調達先を検討しているということです。