三重 運動会練習中にやけどか 児童15人が足裏の痛みなど訴え

三重県大台町の小学校で先月下旬、運動会で披露する組み体操などの練習をしていた際、15人の児童が足の裏の痛みなど、やけどとみられる症状を訴えていたことがわかりました。

三重県大台町の三瀬谷小学校によりますと、先月28日の午前、校庭で5年生と6年生の合わせて42人が運動会で披露する組み体操などの練習を素手や素足でしていた際、15人の児童が足の裏の痛みなどを訴えたということです。

養護教諭が確認したところ、15人はやけどとみられる症状で、このうち2人には水ぶくれがみられたということです。

いずれも症状の程度は軽く、医療機関を受診した児童はいなかったということです。

気象台によりますと、この日、大台町に最も近い観測地点の松阪市飯南は午前中から真夏日となり日中の最高気温は33.1度でした。

学校では、運動会当日は靴や作業用手袋などを着用して地面に直接触れないような対策をとったということで、武田善之校長は「地面の熱さには意識が働かず、大変申し訳ない。運動会の開催時期などについて考えていきたい」と話しています。