ロッテが最終戦勝利 3位と「1毛差」の2位でホーム開催のCSへ

プロ野球、パ・リーグはレギュラーシーズンの最終戦が行われ、クライマックスシリーズの最後のひと枠をかけた楽天 対 ロッテの試合は、ロッテが勝って2位が決まり、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めました。

パ・リーグは10日夜、楽天モバイルパーク宮城で、3位ロッテと4位楽天がクライマックスシリーズ最後のひと枠をかけたシーズン最終戦を行いました。

試合はロッテが2回に1アウト二塁とし、6番岡大海選手のライト前に落ちるタイムリーヒットで先制し、4回には7番安田尚憲選手がレフトポール直撃の9号ソロホームランを打ってリードを広げました。

先発の小島和哉投手は6回まで毎回ヒットを許しながらも、3つのダブルプレーを奪うなど打たせて取るピッチングで要所を締め、7回を無失点に抑えました。そして、終盤にも得点を重ねたロッテが5対0で勝ちました。楽天は序盤からチャンスを作りましたが、あと1本が出ませんでした。

この結果、ロッテがすでにクライマックスシリーズ進出を決めていたソフトバンクに勝率で1毛上回って2位となり、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めました。

これでパ・リーグはレギュラーシーズンの全日程が終了し、オリックスが3年連続の優勝、2位がロッテ、ゲーム差で並んで3位がソフトバンク、4位が楽天、5位が西武、6位が2年連続で日本ハムでした。

2位ロッテと3位ソフトバンクのクライマックスシリーズファーストステージは、今月14日からロッテの本拠地のZOZOマリンスタジアムで行われ、先に2勝したチームがオリックスと対戦するファイナルステージに進出します。

ロッテ 後半戦で一時4位も盛り返す

今シーズンのロッテは吉井理人新監督のもと、好調だった先発陣や、相手との相性などのデータを活用し、柔軟な起用で力を発揮した中継ぎ陣がチームを引っ張り、前半戦は1点差での勝利が両リーグトップとなるなど勝負強さが光って2位で折り返しました。

しかし後半戦に入り、それまで7勝をあげ、防御率と奪三振ともにリーグトップと先発陣を引っ張っていた佐々木朗希投手が7月下旬にけがで登録抹消となるなど主力の離脱が相次ぎ、8月と9月に大きく負け越して一時4位に転落しました。

それでも今月に入ってからは4勝2敗と盛り返し、3位で迎えた10日の楽天戦を制して2位で2年ぶりのクライマックスシリーズ進出となりました。

試合後、吉井監督は「きょうは先発の小島がいいピッチングをしてくれた。シーズン中だらしないところも多かったが、きょうはしっかりエースらしい投球をしてくれたと思う。緊張のゲームだったが、ピリピリした感じではなく、みんな自分のできることに集中してやってくれたと思う」と試合を振り返りました。

その上で、2位で終えたレギュラーシーズンについて、「本当はもっと1位に近づいていかないといけなかったが、後半失速した。原因はだいたいわかっているが、今はただただ選手たちが頑張ってよく2位になったと思う」と総括し選手たちをたたえました。

そして、ファーストステージに向けて、「投手が少ない状況なので、これからどうするか考えたい。せっかくつかんだチャンスなので一番最後まで行けるように全力をつくす」と意気込んでいました。

ロッテ先発の小島 7回無失点で10勝目

7回94球投げて、ヒット6本無失点で10勝目をあげた小島和哉投手は試合後、「最後勝てたので、本当にこれ以上はもうない」と喜びを語りました。

その上で、「初回からクローザーになったつもりで1回1回投げた結果がゼロでいけたのでよかった。クライマックスシリーズを本拠地でできる可能性が残ってプレッシャーもあったが、こういう舞台で投げるチャンスをいただき、楽しまなかったらもったいない打たれたらしょうがないと思っていた」と振り返りました。

そして、9日の試合が雨で順延となった影響に触れ、「だいぶ大きかった。僕が抑えなかったら、4位もあると思ってしまっていたが、1軍に登録されていない投手も含め、帯同している20人近くの投手の姿を見て、自分は全力で抑えることに集中しようと思えた。本当に勝ててよかった」と話していました。

パ・リーグ2位と3位は「1毛」差

【パ・リーグ 順位表=全日程終了】
          勝率 ゲーム差
1.オ 86勝53敗 4分 .619 --   
2.ロ 70勝68敗 5分 .5072 15.5 
3.ソ 71勝69敗 3分 .5071 0   
ーーーーーーーーーーーーーーー 
4.楽 70勝71敗 2分 .496 1.5  
5.西 65勝77敗 1分 .458 5.5  
6.日 60勝82敗 1分 .423 5.0