鈴木総務相 “生成AIの国際的ルールづくりに貢献”

インターネットをめぐる課題について議論する国際会議が京都市で始まりました。鈴木総務大臣は、今回の議論を反映させてG7=主要7か国で進める生成AIの国際的なルールづくりに貢献していく考えを強調しました。

インターネットをめぐる課題について各国政府やIT企業などが議論する国連主催の国際会議「IGF京都」が8日から5日間の日程で京都市で始まりました。

鈴木総務大臣は、8日夜に開かれたレセプションに出席し「急速に発展・普及している生成AIが特に重要なテーマの一つになる」と述べました。

そのうえで、生成AIの規制や活用に向けたルールをつくるためG7広島サミットで合意した新たな枠組み「広島AIプロセス」の議論を国際機関や各国政府、産業界などと共有するとともに、今回の会議の議論を反映させて生成AIの国際的なルールづくりに貢献していく考えを強調しました。

これに先立って鈴木大臣は、グーグルの国際問題担当のトップ、ケント・ウォーカー氏と会談し、生成AIをめぐるG7の取り組みなどを説明して協力を求めました。

9日は岸田総理大臣が出席し、生成AIに関して講演を行うことにしています。