オリオールズ 藤浪晋太郎 地区シリーズ登録メンバーから外れる

大リーグ、オリオールズの藤浪晋太郎投手が、7日から始まったレンジャーズとの地区シリーズのメンバーから外れました。

アメリカンリーグ東部地区で9年ぶりに地区優勝したオリオールズは7日、レンジャーズとの地区シリーズに出場する登録選手26人を発表し、藤浪投手はこのメンバーから外れました。

大リーグ1年目の藤浪投手は7月にトレードでアスレティックスからオリオールズに加入し、2チーム合計の今シーズンの成績は64試合に登板して7勝8敗2セーブ、防御率7.18の成績でした。

アスレティックスでは持ち味の160キロを超える力強いストレートを制球するのに苦しみましたが、移籍後はコントロールが安定したこともあり、リリーフとして30試合に登板して2勝0敗2セーブ、防御率4.85の成績をマークしていました。

ただ、シーズン最後に登板した5試合では3試合で失点するなど、再びコントロールが乱れる場面も多く、地区シリーズのメンバー入りはなりませんでした。

藤浪投手は7日、球場に姿を見せた際にあごと右手に医療用テープを貼った状態で、報道陣に理由を尋ねられると、「きのう、転んだだけです」と短く答え、足早に練習に向かいました。

オリオールズのハイド監督も「けがは転んだことによるものだが、彼は元気だ。大したものではない」と答え、投球には影響がないとしていました。