米 超党派の議員団が中国到着 習主席との会談実現するか注目

アメリカ議会上院の民主党のトップ、シューマー院内総務ら超党派の議員団のメンバーが7日、中国上海に到着しました。バイデン大統領が習近平国家主席との会談の可能性に言及する中、シューマー氏らの滞在期間中、習主席との会談が実現するかも注目されます。

アメリカの与党・民主党の議会上院のトップ、シューマー院内総務ら超党派の上院議員6人は中国、日本、それに韓国を訪問する予定で、7日、最初の訪問地、中国の上海に到着しました。

メンバーらは、中国共産党の指導部メンバーで、上海市トップを務める陳吉寧書記と会談しました。

この中でシューマー氏は、アメリカ企業を中国市場で公平に扱うよう求めたうえで、「米中両国が率直に敬意を持って対話を行うことが非常に重要だ。そうすることで2大経済大国がうまくやっていけることを世界に証明できる」とも述べ、両国の対話の重要性を強調しました。

アメリカメディアは、シューマー氏らは滞在期間中、習近平国家主席との会談を模索していると伝えています。

バイデン大統領が11月にアメリカで行われるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議にあわせて、習主席と会談する可能性に言及する中、シューマー氏らと習主席の会談が実現するかも注目されます。