日本とウクライナ 2国間文書作成で初交渉 安全保障などで協力

ロシアによる侵攻が続くウクライナに対し、日本が安全保障分野などで協力していく内容を定める2国間文書の作成に向けた1回目の交渉がオンラインで行われました。

日本とウクライナの両政府は、安全保障上の取り決めなどを通じ、長期にわたる支援を明確にするための交渉を立ち上げるとしたG7=主要7か国の共同宣言に基づき、2国間文書の作成に向けた交渉を開始することで一致していました。

その1回目の交渉が7日オンラインで行われ、日本からは外務省の中込欧州局長、ウクライナからはジョウクヴァ大統領府副長官が出席しました。

この中で日本側は、安全保障面での協力や支援については、憲法や法律に沿って行っていくという基本的立場を伝え、文書には安全保障分野のほか、復興や経済などの分野での具体的な協力内容が盛り込まれるとみられます。