福岡 久留米 農業用パイプライン破損し道路陥没 原因調べる

5日夜、福岡県久留米市の市道で道路に埋設された農業用のパイプラインが破損して大量の水があふれ、長さ10メートルにわたって道路が陥没しているのが見つかりました。久留米市などが詳しい原因を調べるとともに、復旧作業を進めることにしています。

5日夜10時前、久留米市山本町耳納の県道151号線につながる市道で、大量の水があふれ、道路が長さ10メートル、幅5メートル、深さ2.5メートルにわたって陥没しているのが見つかりました。

耳納山麓土地改良区などによりますと、道路の下に埋設されていた直径1.2メートルの農業用のパイプラインが破損して大量の水が漏れ出したということです。

警察などによりますと、陥没によるけが人はいないということですが、これまでに住宅の床下浸水が1件確認されています。

これにより現場付近の県道151号線が一時、通行止めになりましたが5日夜のうちに解除されています。

現場は果樹や植木の栽培が盛んな住宅が点在する地域で、今後、久留米市などが詳しい原因を調べるとともに、復旧作業を進めることにしています。