再来年放送の大河ドラマ「べらぼう」 新たな出演者4人発表

再来年に放送される大河ドラマ「べらぼう」の新たな出演者が発表され、渡辺謙さんなど4人の俳優が意気込みを語りました。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、江戸時代中期に絵師や作家など個性豊かな才能を見いだし、次々に世に送り出した蔦屋重三郎の生涯を描くドラマです。

5日は東京 渋谷のNHK放送センターで主役を演じる横浜流星さんも出席して記者会見が開かれ、新たな出演者4人が発表されました。

このうち
▽時の権力者、田沼意次の役を渡辺謙さん
▽人気絵師・喜多川歌麿の役を染谷将太さん
▽田沼意次の嫡男、田沼意知の役を宮沢氷魚さん
▽主人公のライバル、鱗形屋孫兵衛の役を片岡愛之助さんが演じます。

渡辺さんは「田沼意次は、経済を主にした国に変えていくという先見性を持っていろんな人を集めて話をよく聞いていた。『おぬしも悪よのう』というイメージを払拭(ふっしょく)し、全く違う人物像を届けたい。『てやんでえ、べらぼうめ』という感じで、1年間を走り抜けたい」と意気込みを語りました。

大河ドラマ「べらぼう」は再来年の1月から放送される予定です。