参議院徳島高知選挙区 補欠選挙 きょう告示

議員の辞職に伴う、参議院徳島高知選挙区の補欠選挙が5日に告示されます。

与野党が対決する構図となっていて、選挙結果は、岸田総理大臣の政権運営や衆議院の解散戦略に影響を与えることも予想されます。

参議院徳島高知選挙区の補欠選挙は、自民党に所属していた前議員が秘書に対する暴行の責任を取り、辞職したことに伴うものです。

これまでに立候補を表明しているのは、
▽自民党の新人で公明党が推薦する元高知県議会議員の西内健氏(56)
▽無所属の元参議院議員で衆議院議員も務めた広田一氏(55)
▽諸派の新人で農業の大石隆英氏(52)の3人です。

自民党の西内氏を公明党が推薦する一方、立憲民主党と共産党、それに国民民主党と社民党の地方組織が無所属の広田氏を支援しています。

選挙戦では、
▽物価高騰対策や
▽人口減少対策
それに、
▽岸田政権の評価などをめぐって論戦が交わされる見通しです。

今回の補欠選挙と、10月10日に告示される衆議院長崎4区の補欠選挙は、いずれも与野党が対決する構図で、選挙結果は、岸田総理大臣の政権運営や衆議院の解散戦略に影響を与えることも予想されます。

投票は、衆議院長崎4区の補欠選挙と同じ10月22日に行われ、即日開票されます。