ガソリン価格 1リットル179.3円 4週連続値下がり 補助金拡充で

レギュラーガソリンの小売価格は2日時点の全国平均で、1リットル当たり179.3円となり、政府の補助金の拡充により4週連続で値下がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格の調査をしている石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は2日時点の全国平均で、1リットル当たり179.3円で先週より1.2円値下がりしました。

先月から政府の補助金が拡充されたことが要因で、ガソリン価格は4週連続で値下がりしました。

ただ、原油価格の高止まりや円安の進行によって、原油の調達コストは上がっていて、補助金への依存が強まっています。

経済産業省は、5日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットル当たり37.6円の補助金を支給することにしています。

今後の価格の動向について、石油情報センターは「政府による補助金が、今月からさらに増えることになり、レギュラーガソリンの価格は来週も値下がりが予想される。一方で円安などの影響で原油の調達コストが上がっているため、今後の動向を注視したい」と話しています。