鈴木総務相 台風13号で被害 福島 南相馬の復旧状況など視察

鈴木総務大臣は、9月の台風13号で大きな被害が出た福島県南相馬市を訪れ、護岸が壊れて川が氾濫した現場の復旧状況などを視察しました。

台風13号では南相馬市と、いわき市で1200棟を超える住宅が床上まで水につかるなど大きな被害が出ました。

鈴木総務大臣は就任後初めての地方出張として、3日に福島県を訪れ、豪雨のため護岸が壊れて川が氾濫した南相馬市の現場で市の幹部から現場の復旧状況などについて説明を受けました。

また、これに先立って鈴木大臣は福島県庁で内堀知事と会談し、「東北の再生なくして日本の再生なしということで、まず、お邪魔させていただいた。台風の被害とともに復興の状況も見させていただき勉強していきたい」と述べました。

これに対し内堀知事は、台風13号の被害に対する支援のほか、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出についても政府として最後まで責任を持って対応するよう求めました。