“大地が真っ赤に” 約45万本の彼岸花が見頃

宮城県柴田町の公園ではおよそ45万本の彼岸花が見頃を迎え訪れた人たちを楽しませています。

柴田町の船岡城址公園では「まんじゅしゃげ」とも呼ばれる彼岸花の球根を地元の有志が毎年植えていて、およそ45万本の花が見頃を迎えるこの時期に「しばた曼珠沙華まつり」を開いています。

ことしは夏場の気温が高く雨も少なかったことから例年より10日以上遅い先月16日に開花が始まり、いまが見頃となっています。

訪れた人たちは園内の遊歩道を散策しながら赤く色鮮やかで独特の形をした彼岸花を眺めたり写真に収めたりして、秋の景色を楽しんでいました。

大崎市から訪れた60代の女性は「開花の遅れが心配でしたが、来てみたら一面に咲いていたので感動しました。大地が真っ赤に燃えているようでとてもきれいです」と話していました。

「しばた曼珠沙華まつり」は1日までですが、園内の彼岸花はあと10日ほどは楽しめるということです。