ラグビー日本代表 ジョセフHCの後任「何も決まっていない」

日本ラグビー協会の土田雅人会長は、フランスのトゥールーズで取材に応じ、ワールドカップ後に退任するジェイミー・ジョセフヘッドコーチの後任について「何も決まっていない」と述べました。

ラグビー日本代表のヘッドコーチをめぐっては、現在、チームを率いているジェイミー・ジョセフヘッドコーチがワールドカップを終えたあと退任することが決まっています。

日本ラグビー協会の選考委員会が後任の人選を進めていますが、土田会長は9月28日、サモア戦前に報道陣の取材に応じ「何も決まっていない。話せることは何もない」と述べるにとどまりました。

オーストラリアの一部メディアでは日本代表の前のヘッドコーチで、現在オーストラリアのヘッドコーチを務めるエディー・ジョーンズ氏が日本協会とオンラインで面接したと報じられるなど、有力候補として取り沙汰されています。

一方、9月24日のウェールズ対オーストラリアの試合のあと、報道陣の取材に応じたエディー・ジョーンズ氏は「何を言っているのかわからない。私はオーストラリアのコーチに専念している」と答えていました。

これについて日本協会の岩渕健輔専務理事は9月28日に「選考が終わるまでは何も話せない。プロセスにのっとって完了すれば報告する」と話しました。