DeNA セ・リーグの3位以内が確定 2年連続のCS進出決める

プロ野球、DeNAは29日夜、セ・リーグの3位以内が確定し、2年連続となるクライマックスシリーズ進出を決めました。

DeNAは29日夜、横浜スタジアムで阪神と対戦し、5対3で勝って今シーズンの通算成績を72勝65敗3引き分けとしました。

この結果、DeNAは3試合を残してレギュラーシーズンの3位以内が確定し、2年連続のクライマックスシリーズ進出が決まりました。

今シーズンのDeNAは、3年前に大リーグでサイ・ヤング賞を受賞しているバウアー投手が加入し先発投手陣に厚みが増したほか、ここまでリーグトップを独走する16勝を挙げている6年目の東克樹投手が新人王を獲得したルーキーイヤー以来の復活を遂げました。

また、打撃陣では牧秀悟選手と宮崎敏郎選手を中心に連打で得点を奪う場面が多くみられました。

チームは交流戦で初めて優勝を果たすなどシーズン序盤を優位に進め、7月に大きく負け越して一時4位に転落しましたが、終盤に盛り返して2年連続のクライマックスシリーズ進出を決めました。

今後は10月14日から始まるクライマックスシリーズのファーストステージを本拠地で迎えられる2位の確定を目指します。

DeNA三浦大輔監督「次の目標に向かってやっていく」

2年連続5回目のクライマックスシリーズ進出を決めたDeNAの三浦大輔監督は、「クライマックスシリーズ進出を本拠地で勝って決めることができてよかった。ただ、選手を見ても誰一人満足していないですし、次の目標に向かってやっていく」とクライマックスシリーズのファーストステージを本拠地で迎えられる2位の確定に向けて意気込んでいました。

巨人は4位確定 2年連続でCS進出逃す

プロ野球、巨人は29日、3位のDeNAが勝ったことでレギュラーシーズンの4位が確定し、2年連続でクライマックスシリーズ進出を逃しました。

2000年代から2010年代にかけて2回に渡ってチームを率いた原辰徳監督は2019年から三たび監督を務めていますが、最初の2年でリーグを連覇した後は3年連続で優勝を逃したほか、2年連続でクライマックスシリーズに進出できませんでした。

巨人で同じ監督が2年連続で4位以下に沈むのは初めてです。