ツインズ 前田健太 今季初のリリーフ登板も8敗目

大リーグ、ツインズの前田健太投手がアスレティックス戦で今シーズン初めてリリーフで登板しましたが、負け投手となって8敗目を喫しました。

アメリカンリーグ中部地区で地区優勝を果たし、プレーオフ進出を決めているツインズは28日、本拠地のミネソタ州ミネアポリスでアスレティックスと対戦しました。

9月19日の先発登板で6勝目を挙げて以降、ブルペンに回っている前田投手は、0対1と相手リードの5回から2人目としてマウンドに上がり、キレのあるスライダーで2つの三振を奪うなどこの回、打者3人で抑えました。

続く6回は2アウトからコントロールが乱れて、2者連続のフォアボールでランナーを出しましたが、続くバッターは力強い速球でレフトフライに打ち取り、ここも無失点で切り抜けました。

7回も打者3人で抑えた前田投手でしたが、1対1で迎えた8回、この回、先頭のバッターにホームランを打たれて勝ち越しを許し、続くバッターから空振りの三振を奪ったあと交代となりました。

球数は62球、奪った三振が5つ、与えたフォアボールが2つ、ヒットはホームランの1本だけで、1失点の内容でした。

その後、ツインズは反撃できず2対1のまま敗れたため、前田投手は今シーズン初めてのリリーフで負け投手となって8敗目を喫しました。

前田投手はここまでリリーフも含めて21試合に登板し、6勝8敗、防御率は4.23となっています。