米 国務長官 音楽で国どうしの交流を促進へ みずから演奏披露

アメリカのブリンケン国務長官は音楽を通じて国どうしの交流を促進するプログラムを立ち上げることを発表し、みずからプロ顔負けのギターの演奏と歌声で音楽の力をアピールしました。

アメリカ国務省は27日、演奏家を外国に派遣するなど、主に民間レベルで国どうしの交流を促進するプログラムの設置を発表し、記念の式典を開きました。

式典に出席したブリンケン国務長官は「仕事で外国をまわっていて、音楽がいかに地理的な境界やことばの壁を乗り越えることができるのかを目の当たりにしてきた」と挨拶しました。

そして、みずから、ブルースの名曲「フーチー・クーチー・マン」をギターで演奏するとともに、歌声を披露しました。

演奏前、ブリンケン長官は「会場から誰もいなくなってしまうかもしれない」と話していましたが、歓声と拍手が送られました。

ブリンケン長官はプライベートでもバンドでギターを担当し、みずから作曲もするほどの音楽好きで知られていて、これまでに「リップサービス」というタイトルのラブソングなどを発表しています。