ハリー・ポッター 校長役のマイケル・ガンボンさん死去

世界中で大ヒットした映画「ハリー・ポッター」のシリーズで、「ダンブルドア校長」を演じたことで知られる俳優のマイケル・ガンボンさんが亡くなりました。82歳でした。

ガンボンさんは1940年にアイルランドの首都ダブリンで生まれ、1962年に舞台「オセロ」で俳優デビューを飾り、その後、テレビや映画に活躍の場を広げました。

1998年にはイギリス王室から「ナイト」の爵位を授与されています。

また、イギリスを舞台にした世界的な大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズでは、主人公ハリー・ポッターの恩師であるダンブルドア校長役として、第3作目の「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」以降の6作に出演し、世界的に広く知られるようになりました。

イギリスメディアによりますと、記憶力の低下を理由に2015年に舞台俳優として引退を表明していたということですが、2019年までは映画などに引き続き出演していたということです。

ガンボンさんの家族の声明によりますと、ガンボンさんは肺炎だったということで、28日、病院で妻と息子に見守られながら安らかに亡くなったということです。

82歳でした。