来春放送の朝ドラ「虎に翼」 撮影開始

来年春から放送される、NHKの連続テレビ小説「虎に翼」の撮影が、茨城県で始まり、俳優の伊藤沙莉さんなどが撮影を行いました。

来年4月から放送される、110作目のNHKの連続テレビ小説「虎に翼」は、28日から茨城県つくばみらい市で撮影が始まりました。

俳優の伊藤沙莉さんが、日本初の女性弁護士の1人で戦後、裁判官も務めた三淵嘉子さんをモデルにした猪爪寅子を演じ、戦争ですべてを失いながらも、法律家として追い詰められた人々を救うため奔走する物語です。

28日は、大学から自宅に帰り、近所の人にあいさつするシーンの撮影が行われました。

伊藤さんは「緊張していますが、とても楽しみでわくわくしています。1年かけて1人の人間を描いていくのは、役を突き詰めていけます。年齢によって表現のしかたも変わるので、気を抜かず、すべてにおいて、一生懸命演じたいです」と話していました。

撮影はおよそ1年かけて行われる予定です。