内閣改造 公明 山口代表 “内向きでアピールしきれず”

先の内閣改造について、公明党の山口代表は民放の番組で「内向きで国民にはアピールしきれなかった面があった」と指摘したうえで、先送りできない課題に結果を出すことで国民の期待に応える必要があるという認識を示しました。

公明党の山口代表はBS朝日の番組「激論!クロスファイア」で、先の内閣改造について「派閥からの推薦で、いわゆる待機組を多く取ったと言われており、内向きのことだけでは国民にはアピールしきれなかった面があった」と指摘しました。

そのうえで「大事なことは先送りできない課題を一つ一つ着実に解決していくことであり、新しい人材を登用して結果を出せるかが問われる。厳しい評価を胸に刻み、仕事で国民の期待に応えてもらいたい」と述べました。

一方、消費税の納税額の正確な把握を目的とした「インボイス制度」が来月1日から始まることについて、山口氏は「岸田総理大臣自身がもっと丁寧な説明を先頭に立ってやるべきだ。国民に分かりやすく説明するという政治姿勢が大事だ」と述べました。