自民“臨時国会召集時期は未確定”立民“衆院解散受けて立つ”

秋の臨時国会をめぐり、NHKの「日曜討論」で自民党の森山総務会長は召集時期は確定していないものの大事な国会になることは間違いないと述べました。一方、立憲民主党の安住国会対策委員長は経済対策の裏付けとなる補正予算案の取り扱いが不明確だと指摘し、衆議院が解散されれば受けて立つと強調しました。

この中で自民党の森山総務会長は秋の臨時国会について「来月の召集が確定していることではないと理解している。ただ、補正予算案などを含めて大事な国会になることは間違いない。与党として責任をもって議論し補正予算案や税制などについてどういう結論を出していくのか真剣に取り組みたい」と述べました。

また衆議院の解散について「常在戦場でいつ選挙があってもいいという心づもりで政治活動をしていくが、時期は岸田総理大臣にしか分からない」と述べました。

一方、立憲民主党の安住国会対策委員長は「新内閣が発足したら普通は1か月程度で国会を開いて質疑をするのに、来月開くかどうかもわからないという話は残念だ。岸田総理大臣は、経済対策はまとめると言っているが、補正予算案については明確に言わないで、煮えきらない態度でいるのは、何か別のことを考えているのかといぶかしく思っている」と指摘しました。

また衆議院の解散については「岸田総理大臣が衆議院を解散するとなれば受けて立って戦う」と述べました。