ヤマト運輸 約3万人の配達業務委託の個人事業主と契約終了へ

ヤマト運輸は、ダイレクトメールや比較的軽量な荷物の配達を委託している個人事業主およそ3万人との契約を来年度末(2024年度末)までに終了することを決めました。トラックによる宅配事業に経営資源を振り向けるとしています。

ヤマト運輸は、ダイレクトメールや比較的軽量な荷物を住宅の郵便受けに投かんする配達事業を行っていますが、ことし6月、この業務を日本郵便に任せることになったと発表していました。

これに伴い、ヤマト運輸は配達業務を委託してきた個人事業主およそ3万人との契約を来年度末(2024年度末)=2025年3月末までに終了することを決めました。

障害者の支援団体に配達を委託していた分の契約も終了するとしています。

個人事業主は、各地の営業所から自転車やオートバイを使って配達を行っているケースが多いということで、会社は契約終了にあわせて謝礼金を支払うほか、新たな仕事探しの支援もしていくということです。

ヤマト運輸はトラックによる宅配事業に経営資源を振り向けるとしています。