ラグビーW杯 イングランドがチリに大勝し3勝目 日本と同組

ラグビーワールドカップフランス大会で日本と同じ1次リーグ、プールDのイングランド対チリはイングランドが71対0で勝って3勝目を挙げ、決勝トーナメント進出に大きく前進しました。

世界ランキング6位で1次リーグはここまで負けなしのイングランドは、2戦全敗で22位のチリとリールで対戦しました。

イングランドは第2戦の日本戦から先発メンバーを大きく変えてワールドカップ初出場の選手を多く起用する中、出場停止処分から復帰したキャプテンのオーウェン・ファレル選手が司令塔を務めました。

前半20分、相手陣地深くでのスクラムからバックスが右サイドに展開し、最後はワールドカップ初出場で20歳のウイング、ヘンリー・アランデル選手が先制のトライを決めました。

イングランドは前半35分に4トライ目を奪ってボーナスポイント獲得を決め、前半を31対0と大きくリードして折り返しました。

後半も試合を優位に進め、アランデル選手がこの試合あわせて5トライの活躍を見せるなど、11トライを奪い71対0で勝ちました。

一方、初出場のチリは相手陣地深くまで入る数少ないチャンスでもイングランドのフォワードの堅い守りを崩せず、無得点で終わりました。

第3戦目に入った1次リーグ、プールDでは1位のイングランドが3勝として勝ち点を14に伸ばしました。

2試合を残すサモアやアルゼンチンが連勝して勝ち点で並ぶ可能性が残るため、決勝トーナメント進出は確定していないものの、進出に大きく前進しました。

一方、同じプールDの日本は日本時間の29日に第3戦のサモア戦に臨みます。