ラグビーW杯 ジョージアとポルトガルが引き分け

ラグビーワールドカップフランス大会、1次リーグ、プールCのジョージア対ポルトガルは18対18の引き分けとなりました。

世界ランキング13位のジョージア代表と世界16位のポルトガル代表は、過去の対戦でジョージアが18勝4敗3引き分けと大きく勝ち越しています

4大会ぶり2回目の出場となるポルトガルは、ワールドカップでまだ勝利がありません。

ワールドカップで初対戦となる試合は、トゥールーズで行われました。

試合は立ち上がりジョージアが敵陣でボールを右に展開し、ウイングのアカーキー・タブツァゼ選手が持ち込んで先制トライを決めました。

その後、ジョージアは2本のペナルティーキックなどで一時13対0とリードしましたが、ポルトガルも34分、ハーフウェイライン手前からボールを回してウイングのラフェエレ・ストルティ選手が相手ディフェンスの隙を突いてトライを決め、13対5のジョージアリードで前半を終えました。

後半は、ポルトガルが攻勢に出て2本のペナルティーゴールで2点差としたあとの17分、味方からのオフロードパスを受けとったストルティ選手が2つめのトライを決め、逆転に成功しました。

しかし、フォワード戦で優位に立つジョージアは、38分ゴール前でモールを押し込んで18対18の同点としました。

ワールドカップ初勝利を目指すポルトガルは、試合終了間際ペナルティーを獲得し、ヌノ・ソウザゲデス選手が右隅から勝ち越しのペナルティーゴールを狙いましたが、左に外れ、18対18の引き分けとなり両チームに勝ち点「2」が与えられました。

プールCは5チームすべてが2試合を終え、▼ウェールズが勝ち点「10」で首位に立ち、▼勝ち点「6」のフィジーとオーストラリアが直接対決の結果フィジーが2位、オーストラリアが3位、▼勝ち点「2」で並ぶジョージアとポルトガルは奪ったトライ数と失ったトライ数の差でジョージアが4位、ポルトガルが5位となっています。