カヌースラローム世界選手権 田中雄己と矢澤亜季 パリ五輪内定

カヌー、スラロームの世界選手権がイギリスで行われ、カヤックシングルでは男子の田中雄己選手と女子の矢澤亜季選手が来年のパリオリンピックの出場枠を獲得し、オリンピック代表に内定しました。

イギリスで開催されている世界選手権では、各国と地域で最上位の選手のうち、カナディアンシングルでは12番手以内、カヤックシングルでは15番手以内に入った場合、その国や地域にパリオリンピックの出場枠が与えられ、日本カヌー連盟は出場枠を獲得した選手を代表に内定するとしています。

23日に行われた男女のカヤックシングルの準決勝で、男子の田中選手は15位、女子の矢澤選手は28位となり、決勝には進めなかったものの出場枠を獲得して、いずれもパリオリンピックの代表に内定しました。

田中選手は21歳の大学生でオリンピックは初出場で、31歳の矢澤選手は、リオデジャネイロ大会と東京大会に続き、3大会連続のオリンピック出場が内定しました。

一方、男子カナディアンシングルのリオデジャネイロオリンピックの銅メダリスト、羽根田卓也選手は今大会での代表内定はなりませんでした。