【プロ野球結果】ロッテとソフトバンク敗れる 楽天は勝利

プロ野球は6試合が行われ、パ・リーグは2位ロッテと3位ソフトバンクがともに敗れ4位の楽天が勝ちました。この結果、2位から4位までのゲーム差が「2」に縮まり、残り試合数が10試合余りとなる中、クライマックスシリーズ進出をかけた争いが激しさを増してきました。

パ・リーグ

ソフトバンク対オリックス

ソフトバンク対オリックスはオリックスが6対1で勝ちました。

○勝ち:田嶋投手 6勝3敗。
●負け:森投手 2勝3敗。
◎ホームラン:ソフトバンク・今宮選手 9号。

オリックスは1点を追う3回、若月選手の2点タイムリーで逆転し、続く4回には紅林選手の2点タイムリーツーベースなどで3点を加えました。

先発の田嶋投手は8回を投げ1失点の好投で6勝目をあげ、オリックスは5連勝です。

ソフトバンクは1回に今宮選手のソロホームランで先制しましたが、先発の森投手はコントロールが安定せず4回途中4失点と崩れました。

西武対ロッテ

西武対ロッテは西武が2対1で勝ちました。

○勝ち:平良投手 11勝7敗。
 セーブ:クリスキー投手 6セーブ。
●負け:メルセデス投手 4勝8敗1セーブ。
◎ホームラン:ロッテ・角中選手 8号。

西武は2回、源田選手のタイムリーで先制し、4回に同点に追いつかれましたが、5回、1アウト一塁三塁で蛭間選手のピッチャーゴロが相手のエラーを誘って勝ち越しました。

先発の平良投手は7回を投げ、ソロホームランによる1点に抑えてチームトップの11勝目をあげました。

西武は4連勝です。

ロッテは打線がつながりを欠き、角中選手のホームランによる1点にとどまり4連敗となりました。

楽天対日本ハム

楽天対日本ハムは楽天が4対1で勝ちました。

○勝ち:岸投手 8勝5敗。
 セーブ:松井裕樹投手 1勝3敗37セーブ。
●負け:上沢投手 8勝9敗。
◎ホームラン:日本ハム・万波選手 24号。

楽天は1回、島内選手のタイムリーツーベースで先制し、6回には辰己涼介選手と鈴木大地選手の連続タイムリーで突き放しました。

先発の岸投手は8回をヒット3本、1失点の好投でチームトップに並ぶ8勝目をあげました。

楽天は3位ソフトバンクとのゲーム差を「1」に縮め、2位・ロッテとも2ゲーム差となりました。

日本ハムは万波選手のリーグトップに1本差に迫る24号ソロによる1点にとどまりました。

セ・リーグ

巨人対広島

巨人対広島は広島が7対3で勝ちました。

○勝ち:森下投手 9勝5敗。
●負け:菅野投手 4勝8敗。
◎ホームラン:広島・堂林選手 12号、末包選手 9号、10号、秋山選手 4号。

広島は3対3の7回、末包選手のソロホームランで勝ち越し、さらに秋山選手のツーランでリードを広げました。

8回には末包選手が2打席連続のソロを打ち、終盤のホームラン攻勢で快勝しました。

先発の森下投手はランナーを許しながらも6回3失点で9勝目をあげました。

巨人先発の菅野投手は7回途中4失点でマウンドを降りリリーフ陣も終盤にふんばれませんでした。

DeNA対中日

DeNA対中日は中日が4対3で勝ちました。

○勝ち:高橋宏斗投手 7勝10敗。
 セーブ:藤嶋投手 1勝1敗3セーブ。
●負け:濱口投手 3勝7敗。

中日は2回、高橋宏斗投手や大島選手のタイムリーなどヒット5本を集めて4点を先制し、5人の投手リレーでリードを守りきりました。

先発の高橋投手は6回を1失点にしのいで7勝目。

1点リードの9回にリリーフした藤嶋投手が3セーブ目をマークしました。

DeNAは先発の濱口投手が2回でマウンドを降り、終盤の追い上げも及ばず、連勝が「3」で止まりました。

この結果DeNAと広島のゲーム差は「2」に開きました。

ヤクルト対阪神

ヤクルト対阪神は阪神が9対3で勝ちました。

○勝ち:大竹投手 12勝2敗。
●負け:ロドリゲス投手 1勝5敗。
◎ホームラン:阪神・ノイジー選手 9号。
       ヤクルト・村上選手 31号、塩見選手 8号。

阪神は1回、中野選手のタイムリーツーベースやノイジー選手のツーランなどで4点を先制、3回にも大山選手の2点タイムリーなどで3点を追加し序盤で大きくリードしました。

援護をもらった先発の大竹投手は8回まで投げ、5安打3失点に抑えてチームトップの勝ち星を「12」に伸ばしました。

ヤクルトは投手陣が崩れ、打線も村上選手と塩見選手のホームランによる得点にとどまり、80敗目を喫しました。