台湾 工場で火災と爆発 4人死亡90人以上けが

台湾南部の屏東県の工場で22日、火災と爆発が起き、これまでに4人が死亡し、90人以上がけがをしたほか、6人と連絡がとれなくなっています。

台湾の消防によりますと、日本時間の22日午後6時半ごろ、南部の屏東県にあるゴルフ用品の製造工場で火災が起きているという通報がありました。

およそ10分後に消防隊員が現場に到着し、消火活動にあたっていたところ爆発が起きて工場の建物が崩れたということです。

この火災と爆発で、これまでに消防隊員4人が死亡しました。

また、工場の従業員など99人がけがをしたほか、6人と連絡がとれなくなっているということです。

台湾の経済部によりますと、この工場ではゴムや塗料などを原材料として扱っているということで、現地からの映像では、炎が激しくあがっています。

消防は連絡がとれなくなっている人の捜索を続けるとともに火災と爆発の原因を調べることにしています。