東京 八重洲 ビル建設工事の鉄骨落下事故 警視庁が現場検証

今月19日、東京 中央区八重洲のビルの建設工事現場で、クレーンでつり上げられていた鉄骨が落下し、そのうえで作業をしていた作業員2人が死亡、別の作業員3人が大けがをしました。

警視庁は事故の詳しい状況を調べるため、午前9時からおよそ30人の捜査員が現場検証を行いました。

これまでの調べで、当時は、鉄骨をクレーンでつり上げて7階部分にボルトで固定する作業が行われていましたが、クレーンとつながるワイヤーを外した際に突然、鉄骨が落下したとみられることがわかっています。

22日は鉄骨が落下した現場の状況の確認が行われたということで、今後、ボルトの固定の状況の確認や工事関係者への聞き取りなどを行い、安全管理に問題がなかったか業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めることにしています。