ラグビーW杯 フランスが今大会最多得点でナミビアに圧勝

ラグビーワールドカップフランス大会、1次リーグ、プールAのフランス対ナミビアは、フランスが96対0と今大会の最多得点で圧勝し、3連勝としました。

世界ランキング3位の開催国フランス代表と世界21位のナミビア代表は、過去のワールドカップで2回対戦し、1999年に47対13、2007年には87対10と、いずれもフランスが大差で勝っています。

マルセイユで行われた試合は、開始直後からスピードとパワーに勝るフランスが敵陣深く攻め込み、前半6分、スクラムハーフ、アントワーヌ・デュポン選手のキックパスをキャッチしたウイングのダミアン・プノ選手が右隅にトライを決めて先制しました。

その後もフランスの攻勢が続き、前半終了間際には再びデュポン選手の絶妙なキックパスからウイングのルイ・ビエルビアレ選手がトライを決め、54対0で試合を折り返しました。

後半に入ってもフランスはフォワードとバックスが一体となってボールを大きく動かし、トライを重ねました。

この試合を通じてペナルティートライ1つを含む14のトライを奪って今大会の最多得点となる96点を挙げ、ナミビアを0点に抑えて圧勝しました。

96得点は、フランス代表として国際試合、ワールドカップを通じて過去最多得点となりました。

また、この試合、キッカーを務めたトマ・ラモス選手が12本のコンバージョンキックを決めて24得点を挙げる活躍で、安定感が光りました。

フランスは1次リーグ3連勝で、4つ以上のトライを決めたチームに与えられるボーナスポイントも獲得し、勝ち点を「13」としてプールAで首位に立ちました。